今年は、リスクアセスメントの導入(3月)、全社安全衛生方針の策定(9月)と安全衛生推進活動を強化してきました。
労災事故防止のためには、安全衛生方針に従い、手順の順守、保護具の着用、作業中の声掛け、不安全箇所の指摘と改善、危険予知活動などの基本的な行動を愚直に継続することが何より重要ですが、「方針」はいささか抽象的表現であることは否めず、なかなか心に残りにくいところがあります。
そこで、安全衛生方針を「わかりやすく、シンプルに、具体的に、心に残る」形で表したルールとして、「アサゼンのアンゼン【鉄の掟】」を策定しました。
「守るべき3つのルール」と「してはいけない5つの行動」を【3守5ない】として定めています。
発音数にも配慮し、リズム感のある表現を意識しています。
アサゼンのアンゼン【鉄の掟】
3守
- 手順と保護具で自分を守れ
- 声掛け・指摘で仲間を守れ
- 点検・整備で機械を守れ
5ない
- 無視しない
不安全行動や危険な環境を放置しない。 - 思い込まない
「だろう」「だった」で動かない。 - 隠さない
失敗やヒヤリハット事例を表に出す。 - 狼狽しない
何か起きても落ち着いて行動する。 - 急がない
確認を優先し作業を急がない。